黄砂のニュースを見るたびに、
こいつは結局なんなんだよ
と思ったので、
軽く調べました。
黄砂とは簡単に言うと
汚れた砂
です。
体内に入ると
咳・鼻水・くしゃみなど
花粉症みたいな症状がおこるのは
体のそとに出そうとしているからで
ディフェンスの反応のようです。
風にのって
いつも西からやってくるのは、
中国の砂漠の砂の割合が多いからのようです。
目次
黄砂は砂漠の砂や砂塵が原材料?らしい、多くの割合で中国の砂漠から、風にのって汚れながら飛んでくる
黄砂(こうさ、おうさ、黄沙とも)とは、特に中国を中心とした東アジア内陸部の砂漠または乾燥地域の砂塵が強風を伴う砂塵嵐(砂嵐)などによって上空に巻き上げられ、春を中心に東アジアなどの広範囲に飛散し、地上に降り注ぐ気象現象。あるいは、この現象で飛散した砂自体のことである。 気象現象としての黄砂は、砂塵の元になる土壌の状態、砂塵を運ぶ気流など、大地や大気の条件が整うと発生すると考えられている。発生の頻度には季節性があり、春はそういった条件が整いやすいことから頻繁に発生し、比較的遠くまで運ばれる傾向にある。ただ、春に発生する頻度が極端に多いだけであり、それ以外の季節でも発生している。
(中略)
代表的な発生地としては、西から
タクラマカン砂漠(中国西部 新疆)
引用元:黄砂Wikipedia
ゴビ砂漠(中国北部 内モンゴル・甘粛・寧夏・陝西 – モンゴル南部)
黄土高原(中国中央部 内モンゴル・甘粛・陝西・山西)
の3か所が挙げられる。面積は、これら3大発生地だけでも日本の国土面積の5倍(190万km2)以上と広い。
あー、なるほど、
黄砂って原材料?が砂漠の砂なんですな。
中国にある
・タクラマカン砂漠
・ゴビ砂漠
・黄土高原
…あたりの砂が一番割合が多いと。
それでいつも西からやってくるんですね。
そしてはるばるやってくる過程で
いろんな空気中の汚れをくっつけて来る(粒子や細菌、)から
タチが悪い砂ってことでしょうかね。
そして条件そろって発生しやすいのが春ってのも
言われて「たしかに」ってなりました。
ぼく花粉症なんですけど、
やっとスギ花粉が落ち着いてきたと思ったときに
黄砂がやって来がちだったのは
こういうことですか。
なぜ黄砂が飛来するのか?増えるのか?気候変動のパターン変化や砂漠そのものが増えている
近年の数年 – 数十年単位での変動は、降水量、積雪面積・積雪期間、砂塵嵐を発生させる暴風の発生頻度、黄砂の飛来経路などの天候パターンの変化や、自然起因の気候変動による砂漠化や土地の乾燥化によるところが大きいとされる。ただし、砂漠化や乾燥化については人為的な関与も指摘されており、特に2007年の時点で国土面積の18%、約174万km2が砂漠と化している。中国の砂漠化の進行、その背景にある過剰な放牧や耕地拡大などの農業の問題、生活や経済の問題がその原因とされており、環境問題としてとらえられる場合もある。
引用元:黄砂Wikipedia
またウィキペディア見てて見つけましたが、
なぜ黄砂が増えているのか。
前よりも黄砂に関するニュースが増えているのは、
・気候変動のパターン変化
・砂漠化で砂漠が広くなっている
…というのも原因としてあるようですね。
汚れた砂なら健康被害や影響、アレルギー反応があるのもわかる
黄砂のウィキペディアには健康被害についても書かれていました。
細かい砂の粒子や、粒子に付着した物質、黄砂とともに飛来する化学物質などにより、さまざまな健康被害が生じる。ただし同じ汚染度でも、症状には個人差がある。
黄砂としてではなく、黄砂もその成分のひとつである粒子状物質の濃度が高い状態での健康影響も多く報告されている。
(中略)
疫学的報告
中国、韓国、台湾では呼吸器疾患や呼吸器感染症、心臓や脳の循環器疾患の増加と黄砂発生との相関が複数の論文で報告されている。また喘息、アレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患のほか、結膜炎などの眼科症状の増加も報告されている。
1995年 – 1998年の春に韓国で行われた疫学調査では、黄砂の飛来時に高齢者の死亡率が2.2%上昇したほか、呼吸器・循環器・眼科の入院率や通院率が上昇した。中国の新聞の報道によれば、砂塵の飛散時には肺の感染症・心臓血管の疾病・心筋梗塞・高血圧・脳卒中などの増加が見られるという。
日本での疫学的な調査結果は、2005年に環境省と海外環境協力センターの検討会が『黄砂問題検討会報告書』をまとめた当時はなかったが、その後いくつか報告されている。京都大学の金谷久美子と富山大学の研究グループは、2005 – 2009年春季の富山県における入院患者の調査から、黄砂の後の1週間は小児喘息患者が発作により入院するリスクが1.8倍、小学生では3倍以上になったと報告している。国立環境研究所の調査でも同様の結果が出ている。九州大学の北園孝成らの研究グループは、福岡県における脳梗塞による救急搬送例の調査から、黄砂の日からの3日間は脳梗塞での搬送件数が7.5%増加、重症例に限ると5割以上増加したと報告している。
一方、上記のような調査の多くは黄砂以外の因子の影響が除去できていなかったり、統計学的に有意でないものが多いと指摘する文献もある。
毒性学的報告
黄砂の主成分である二酸化ケイ素や付着成分である微生物は、肺や鼻などで炎症を誘発しアレルギー反応を活発化させることが、複数の研究で報告されている。なおマウスでの実験による推定から、黄砂単独・抗原単独・黄砂と抗原の混合の3パターンを投与した実験では混合の方がはるかに強いアレルギー反応がみられたほか、同様に黄砂と花粉を投与した実験でも混合した方が症状が強く、黄砂だけよりも微生物や花粉などと混ざった状態の方がアレルギーの憎悪作用が強いという報告がある。(清益ほか、2009年)の報告によると、黄砂との関連性が報告されている症状としては、咳、くしゃみ、鼻水などの呼吸器症状、肺炎や気管支炎の発症・増悪(の可能性)、目のかゆみや充血などの目の症状、皮膚の痒みや湿疹などの皮膚症状、発熱、心疾患への影響、またこれらと重複するが喘息や花粉症、アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状悪化などがある。
引用元:黄砂Wikipedia
黄砂との関連性が報告されている症状
・咳、くしゃみ、鼻水などの呼吸器症状
・肺炎や気管支炎の発症・増悪(の可能性)
・目のかゆみや充血などの目の症状
・皮膚の痒みや湿疹などの皮膚症状
・発熱、心疾患への影響
・喘息や花粉症、アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状悪化
…これ見てると
花粉症の症状と似てて、さらにやっかいそう。
そりゃあ、粒子や細菌などなどくっついて
汚れた砂が体に入ってくるんだから
本能やらなんやらが
「異物を体外に追い出せー!」って
やるのも納得感あります。
砂漠がある中国の方では、症状がエグいパターンもありそう。
対策はメガネやマスクする、手洗いうがい洗顔、外に出ない…花粉症と似ている気がする
健康面での被害への対策として、黄砂が大量に降っている場合は、砂の微粒子を体内に取り込まないように、眼鏡やマスクを着用する、うがいや手洗い・洗顔を行う、外出を控えるといった処置をとることが挙げられる。
引用元:黄砂Wikipedia
対策はなにかっていうと、
・メガネをつける
・マスクをつける
・手洗いうがいする、洗顔する
・外に出ない
…などがあげられるようです。
見てると花粉症に似てる気がします。
ようするに、
汚れた砂を体内に入れないようにがんばればいいのか。
花粉症も花粉を体内に入れないようにして
アレルギー反応しないようにやりますから。
まとめ、黄砂を体内になるべく入れないようにしよう
黄砂のニュースを見かけるようになって、
ちょっと調べた話
でした。
ざっくりまとめると、
・黄砂は汚れた砂
・体内に黄砂が入ると、体がイヤがって外に出そうとする(アレルギー反応とか)
・対策は、黄砂が体内に入らないようにする、花粉症対策に似ている
…ということがわかりました。
健康のために、せめて手洗いうがいからやって
なるべくディフェンスですな。
農作物や建造物への被害のニュースなんかもありますが、
ヘンな粒子や細菌くっつけた砂が
国をまたいではるばるやってきたら
ダメージあるのもうなずけました。
まずはできることから対策をしていきたいと思います。